読書
本を読むのが好きです(心に余裕があれば)。昔は書棚に入れて飾っておくというのもやってたんですが、一度2つの部屋を借りて行き来して生活するような経験をした時に、「本は本当に必要なもの以外持っとく必要はないな」と実感しました。自己満に過ぎないし…
社会的な疎外者がどんな心理プロセスで色々なものにはまり込んで行くかに興味の中心があり。一番興味あるのは新興宗教とマルチなんだけど。まぁ疎外者じゃなくても会社でなんの疑いもなく働いちゃうとか、新興宗教と大差ないけど。この小説は右翼活動版。雨…
人は何故老害化するのか。この本によれば人は本来有能なのだが、昇進や異動によって無能化するらしい。故に組織には無能が溢れ、無能化してない者によって仕事がまわっている、と。では己が無能化・老害化しないための処方箋はというと、昇進や異動を断るの…
仮に世の中に「こちら側」と「あちら側」があるとすると、この作品は明らかにこちら側のお話で。オリコンのランキングに出てくる音楽以外の音楽の存在を知らない人や学生就職ランキングとか無垢に見れるとかには無縁の本かなと。てかそんな人は文学とか認知…
バブル期に同和利権を取り仕切った同和団体の親玉・小西邦彦について、資金供給源となっていた元三和銀行員のインタビューを元に構成。 小西の息がかかった官僚が大蔵事務次官になっちゃうとか、銀行はいいなりで警察も司法も行政も彼には手が出せないとか、…
安部総理と加計学園の話のルポ。正直この関連のニュースとか全然追いかけてなくて何やってんのかな、と思い。 私は何年か大学を相手にビジネスやってたので、私学ビジネスの胡散臭さを知ってる。まともな教育機関としての私学ってまじで限られてるんでないか…
格差社会が来る。中流階級は総じて貧困層に転落する。現実を分析して「ホラ、危ないよ」と言う人は星の数ほどいても、それに対してどう立ち向かうか、対処するかという具体的な回答を出してくれる人はこの人が始めてだ。きっと、この先この手の本が雨後の竹…