議論の練習
まず考えの整理から
お題:消費材の売れ方は、広告の影響であって実際の社会のニーズを反映していない
主張:私は消費材の売れ方については、広告の影響であると考える。その理由は広告がなければ企業が売りたい商品を消費者に知らせることができないからである。
側面1:広告がないと知ることが出来ない
- 理由1 音楽-レコード会社がテレビやラジオに広告費を払って流さなければ消費者に知らせることが出来ない
- 理由2 旅行-テレビやポスター等で外国の景色をみることがなければ消費者に行きたいと思わせることができない
- 理由3 映画-予告編を消費者に見せなければ見たいと思わせることができない
側面2:広告によって売れているように思える商品がある
- 理由1 音楽-どう考えても良いと思えないものが流行ったりするのは広告のお陰である
- 理由2 映画-私たちは予告編を見て面白そうだと思ったものにがっかりすることがよくある
- 理由3 ファッション-一般的に、流行色はいつ何を流行らせるかが決められている。これを雑誌等のメディアで展開することで売る。つまり広告が前提である。
側面3:新しく買わなくてもよい、古いものでもいいものはたくさんある
- 理由1 音楽-古い音楽でもずっと聞き続けられる音楽は存在する
- 理由2 コンピューター-私はコンピュータ産業に従事しているが、新しい商品が半年に1回登場する。実際、一度買ったコンピュータは4,5年使ったところで差し支えはない。
- 理由3 車-車も10年乗ることができるが、企業の製品サイクルはそれを許してくれないように広告する
再主張:以上の理由から、私は消費材の売れ行きは広告の影響であって、社会のニーズを反映していないと考える。