面白半分

ブログの内容は個人の感想、バイアス満載。異論しか出てこないようなことを書いてます。あと、文章を書く練習中。

ガリからの筋トレ講座 猫背は筋トレで治るのか

このテーマについて結論から言っておくと「治りはしないが改善はする」です。

私は猫背で姿勢が悪く、なで肩な上に頭も大きく重いので異常に首肩が凝ります。この姿勢の悪さをどうにかして首肩の辛さを減らせないものかと、矯正のベルトも試したのですが長続きもしないし、効果があるとも思えませんでした。
整体や鍼灸の先生に相談しても「普段からの意識」が重点となり、筋力トレーニングが効果的かどうかについては明確な回答は得られませんでした。

自分なりに考えた結果、やはり姿勢を制御するには筋肉をつけるしかあるまいという結論を出し、トレーニングを開始しました。以下、トレーニングによって姿勢に現れた変化です。

  1. まっすぐ立っていられる時間が長くなる
  2. 肩が前に丸まらなくなる
  3. 背中が引っ張られるような感覚になって胸が開く
  4. 同じ姿勢が継続しても疲れにくい

1. まっすぐ立っていられる時間が長くなる

個人的な所感ですが、これは太ももと腰の筋肉の影響が大きい気がします。何というか、以前は立っている状態でも、どちらか片方の足に体重をかけていないと疲れたり、身体が前に折れ曲がってきたりしていたのですが、足と腰を鍛えたことでしっかり立てるようになった気がします。ノーパソが入ったリュックサックを片肩にかけてもまっすぐ立てます。

2. 肩が前に丸まらなくなる

これが最も大きな驚きでした。トレーニングを始めるまでは、肩が前に丸まり、顎も出て首の負担が異常な感じでした。しかし胸と腕の筋肉を鍛えると、何と胸と腕の筋肉が肩の丸まりを邪魔するのです。「大胸筋、上腕が膨らむ->膨らみが邪魔になる->肩が前に丸まらない」です。この感覚は凄いです。何というのでしょうね。指がむくんだりすると、むくみが邪魔で指の関節が曲がりにくくなりますよね。あんな感じです。
筋肉が少ない状態だとこういうイメージ。

胸と腕に筋肉が増えるとこんなイメージです。

3. 背中が引っ張られるような感覚になって胸が開く

これは背筋の影響かと思われます。背中の筋肉が後ろに向かって引っ張るので、身体の前面が開く感じになります。この画像はWikipediaの「広背筋」の画像です。この赤い部分が後方に向かって引っ張って身体を開かせているように感じるようになりました。
http://upload.wikimedia.org/wikipedia/commons/thumb/7/74/Latissimus_dorsi_muscle_animation3.gif/120px-Latissimus_dorsi_muscle_animation3.gif

4. 同じ姿勢が継続しても疲れにくい

デスクワークをしていても疲れにくくなります。何か、持続力がつく感じです。

こんな感じで、筋肉によって猫背が「治る」わけではなく、自然に姿勢が矯正・制御されるようになり、結果姿勢が改善されることは間違いないようです。また、姿勢をキープする持久力も上がりますので、筋肉が無いときよりは長時間姿勢を保てるようになります。ただやはりアゴや首の位置、歩き方、座っているときの姿勢等まで自然に良くなる、という感覚は今のところ得られていないです。そこから先はまた別なんですかね。もう少し研究が必要です。
1〜4までの感覚を得るまで、トレーニング期間としては半年〜1年くらいでした。種目については以下(上と番号対応)。

  1. ローワーバック、レッグプレス
  2. チェストプレス、ペクトラル
  3. ローロー
  4. 腹筋、ローワーバック、ローロー